2025年度同窓会総会報告

活動活動報告

2025年度立教女学院同窓会総会を4月29日(水・祝)に開催し、招待学年147名を含む276名の同窓生が集いました。あいにくの曇り空でしたが、雨もぱらつく程度で傘を差すほどではなく、ひと安心しました。

午後1時から聖マリア礼拝堂にて須賀義和チャプレン司式の礼拝が執り行われました。まず八代紀子さんオルガン伴奏による聖歌「天なるよろこび」を全員で歌いました。そしてこの一年間に逝去された姉妹を覚えて、お名前が読み上げられ、祈りが捧げられました。

礼拝を終えた後、佐々義子会長挨拶により総会が開会され、続いて来賓である須賀義和チャプレン、塚田重太郎チャプレン、大澤眞木子理事長、田部井善郎統括校長、浅香美音子中高校長、児玉純小学校校長、恩田知代事務局長、西田邦昭理事 8名の紹介が行われました。

次に大澤理事長と西田理事からご挨拶をいただきました。お二人からは2027年に迎える創立150周年に向け「立教女学院ビジョン2032」の計画に基づいた小学校・中学校校舎、聖マリア礼拝堂の外壁工事、体育館の空調設備設置工事等の説明がされました。また更に教育環境を整えるため「立教女学院未来創造募金」が今年1月よりスタートし、すでにフェイラーハンカチへの同窓生からの寄付が最多となっていることも報告されました。会場からは軽井沢キャンプ場に関する質問もありました。

その後、佐々会長から同窓会の一年間の活動がスクリーンで紹介されました。支部からは南川惠津子さん(東海支部)、最相博子さん(九州支部)、坂巻素子さん(パリ支部)、ポールマン敦子さん(ニューヨーク支部)の4名がご出席されました。支部長を代表して、最相さんと坂巻さんのお二人にそれぞれの支部のこと、またお住まいの地域に関するお話もしていただきました。

続いて、この春高等学校を卒業した小池百合子さんが新会員を代表し、ビデオメッセージにてご挨拶してくださいました。女学院で「言葉」に関する興味が培われ、大学では言語学を勉強したいという抱負を述べてくださいました。残念ながら大学の授業と重なりご欠席となりましたが、代読でなくご本人の声でメッセージ゙が届けられ、その純粋なお気持ちが伝わり会場から大きな拍手が寄せられました。

次に総会議事に移り、2025年度の事業報告と収支決算、2026年度の事業計画案と収支予算案が賛成多数をもって承認されました。

清水則子副会長の司会のもと、総会は無事終了いたしました。

場所を移し、マキムホールでの茶話会は河地佐知子さんの進行により午後3時から始まりました。多くの参加者が集い会場は大変熱気に包まれました。

同窓会からは6月20日開催予定のオルガンコンサートチケット、秋の市毛良枝さん講演会についてご案内いたしました。
また、同窓会オリジナルグッズと復興支援グループの手作り品の販売について担当者よりお知らせいたしました。学院からは「東京人増刊号」の販売について同窓生でもある広報室長毛利みはるさんからご説明がありました。グッズ販売では学院創立150周年記念ベアチャームが完売し、復興支援グループではスマホポシェット、鶴ぽち袋、ジュートバッグが完売し、定番商品も好評でした。いずれの販売も盛況のうちに終了いたしました。

1965、1991、1992年度高校卒業、1993、1994年度短期大学卒業の招待学年の方々をご紹介の後、ご出席くださいました小川昭子先生、金子延子先生、田中誠先生、道重一郎先生、室本悦子先生のお名前が呼ばれると茶話会随一の盛り上がりとなりました。一方、先生方がお話をされると会場は静まりかえり、皆さん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

ここで茶話会は中締めとなり、校内ツアーへと移りました。今年で4回目となる校内ツアーは大勢の方が参加してくださり、学校の雰囲気を肌で感じ、在校当時を懐かしむ声が聞こえました。

ご参加いただいた方々、協力者として携わってくださった59名の同窓生、関係団体事務室をはじめとする学院職員の方々、整備室の方々、警備の方々、これらの皆様のご協力により無事に総会を終えましたことに深く感謝申し上げます。

来年の総会は2027年4月29日(木・祝)開催予定です。招待学年は以下のとおりです。
・1966(昭和41)、1993、1994、2026年度高校卒業生
・1968、1995、1996年度短大卒業生
皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

副会長 秋田由美(総会担当)

【新会員挨拶】

言(ことば)とともに歩む

小池百合子

12年もの長い年月を過ごした立教女学院を卒業し、新たな環境に身を置いて早一か月が経ちました。新生活には不安や緊張が尽きませんが、立教女学院での経験や教えの一つ一つが支えになっていると日々実感しております。改めて感謝を申し上げます。
私は先月文学部に入学し、二年生からは言語学や言語哲学を研究したい、と考えております。私のこの「言葉」に対する関心は、まさにこの立教女学院で培ったものです。国語の授業や教科書も、もちろんきっかけとなりましたが、この学校ならではの聖書の授業や講話によっても、私の「言葉」への興味が芽生えたと思います。
「言葉」に関する有名な聖書箇所に、創世記11章「バベルの塔」や、使徒言行録2章「聖霊降臨日」についての話がありますが、私が一番関心を持った聖書箇所は、ヨハネによる福音書の第1章、「言が肉となった」という題の話です。
私は、この話は「言葉」の本質を表している、と感じました。言葉は、自分自身を表す名前になり、自分の所属を表すアイデンティティーにもなります。言葉があることで、私たちは物事を考え、想像し、それを他人に伝えることができます。また、名付ける、つまりあるものに言葉を与えることで、そのものは他のものとは区別され、それによって世界が構成されていくのです。以上のような「言葉」の本質がその聖書箇所に表されている、と考えました。
その一方で、私はこの聖書箇所から、神様が私たちの支えになっていたことも実感できました。「初めに言があった、言は神と共にあった、言は神であった」と記してあるように、ここで言う「言」は、神の御言葉だと解釈できます。立教女学院を卒業した今、毎朝の礼拝が恋しく感じるのは、そこで読まれる聖書の言葉、そしてお話が神様の御言葉であり、それらを毎日聞くことが日々の支えとなっていたからだ、と身に染みて感じております。
私たち卒業生は日々大人への道を歩んでおります。時が過ぎるにつれ、言葉遣いを意識したり、責任感を持って意見を発信したりすることが増えていくと思いますが、これまでの学校生活で得た経験や教え、そして聖書の言葉等を支えとし、これからの大学生活を精進してまいります。
皆さま、2025年度卒業生をどうぞよろしくお願いいたします。