
2017年 秋の同窓会イベント
「小栗 泉 講演会〜ニュースの見方、言葉の伝え方〜」報告
11月11日(土)同窓会主催 秋のイベントの「小栗 泉 講演会〜ニュースの見方、言葉の伝え方〜」が開催されました。
数日前の天気予報を覆し、色づいた葉が鮮やかに映える好天の中、約90名の参加者をマーガレットホール2階の大会議室にお迎えしました。
現在、日本テレビ報道局政治部長としてご活躍されていらっしゃる小栗 泉さんは、小学校から高校まで立教女学院で学ばれたあと、青山学院大学文学部をご卒業され、日本テレビに入社されました。「きょうの出来事」ではメーンキャスターを3年間務められ、夕方のニュース「every.」にて3年半にわたりニュース解説をされ、最もわかりやすい解説者として人気があります。
第1部では、日本テレビ入社以来報道一筋に歩んでこられた小栗さんがニュースキャスターに転身し、報道記者の目線を生かしてニュースを伝えてきた経験を貴重なエピソードも交えてわかりやすくお話しくださいました。また、小栗さんが最後のキャスターとなった民放テレビの最長寿番組「きょうの出来事」の最終回の映像を紹介し、「伝えられたこと・伝えられなかったこと」のあるニュースが持つ、社会に対する大きな力を改めて教えて頂きました。現状に甘んじることなく、常に自身の成長を目指して大学受験や米国留学へ挑戦してきた小栗さんの真摯な姿勢に、多くの同窓生が感銘を受けたことでしょう。最後に「その時の、空を覚えておこう」という小栗さんらしいメッセージを頂きました。また、伸びやかな考え方をするように育ったのは、立教女学院の校風であり、それが今も活きているそうです。小栗さんのメッセージは優しくわかりやすく、そして社会を生き抜く強さをも感じさせてくれました。
第2部では、ケーキと紅茶を頂きながら、参加者の皆様からの質問にお答え頂きました。
小栗さんにはご多忙の中、初めての講演会形式の企画に快くお引き受け頂き御礼申し上げます。また、会の開催準備に携わってくださった学校関係者の方々、きれいなケーキを作ってくださった短大食堂の「すえひろ」さんに感謝を申し上げます。
今後も皆様のご参加を楽しみにお待ちしております。
企画部 河地佐知子 記