2023年度 同窓生のためのクリスマス礼拝報告
12月23日、4年ぶりに同窓生のためのクリスマス礼拝が、13時半からと16時からの2回行われました。須賀チャプレンによる司式、八代紀子オーガニストの奏楽で進められ、高校と短大の聖歌隊OG有志が、聖歌のリードをしました。
13時半の回は大澤真木子理事長、山岸悦子先生など5名の同窓生による聖書朗読、そして全員での「ハレルヤ」の合唱がありました。この回は、同窓生とご家族のどなたでも参加していただけたのと、「ハレルヤ」を歌うことをホームページでお知らせしたこともあり、大勢の方がいらっしゃって、小さなお子さんも含めて472名の参加でした。
16時の回はケンブリッジ大学キングスカレッジの伝統形式礼拝で、浅香美音子中高校長など8名の同窓生が聖書を朗読してくださいました。コロナ禍前のこの時間は座りきれない状況でしたので、今年は事前申込での定員制といたしました。往復はがきとグーグルフォームでの先着順にした為、戸惑われた方も多かったと思いますが、大きな混乱もなく、早々に定員に達しました。当日欠席の方がいらして、最終的に370名の参加となりました。
毎年同窓生が待ちわびているクリスマス礼拝ですが、もともとは短大卒業生が子供連れでも母校でクリスマスを祝えるようにと、41年前に当時の短期大学の先生方や事務の方々のお取り計らいで、初めてこの礼拝が捧げられました。当時は礼拝後にクリスマスケーキが配られたこともあったそうです。今では対象が同窓生全体へと広がり、40年余り大切に守られてきました。
皆様から集められたクリスマス献金641,889円の奉献先は以下の予定です。
ヘイウッド・ライブラリーでは同窓会グッズの販売と、災害復興支援グループによる手作り品バザーを行い、沢山の方がお立ち寄りくださいました。元小学校図工の早矢仕素子先生による校舎の水彩画が美しい新作のクリアファイルや、クリスマスらしいキラキラした手作りの小物など人気でした。グッズの収益は聖マーガレット礼拝堂維持の為に、手作り品バザーの売上は東北三県震災遺児の為に、それぞれ寄付いたします。
礼拝が終わる頃には、中庭のヒマラヤ杉もクリスマス・イルミネーションに彩られ、名残惜し気にいつまでも同窓生がたたずんでいました。
学院、キリスト教センター、校務、警護の方々など、支えてくださる多くの皆様のお力でクリスマス礼拝を捧げられましたことを改めて感謝申し上げます。
副会長 清水則子(クリスマス礼拝担当) |